透明効果使用時の注意点

特色と透明効果を使用した場合

特色と透明効果(ドロップシャドウや不透明度100%未満の設定など)が重なった場合、特色部分が白く抜けてしまったり、影がなくなってしまうことがあります。

PDF/X-1aへ書き出し時の注意

データ上で特色を使用していない場合でも、透明効果を使用かつ、スウォッチに27個以上の特色が登録されている場合にPDF/X-1a形式で保存する際、下図のエラーが表示されデータを保存することが出来ません。

事前にスウォッチ内に登録している特色を削除するか、下記手順を参照しCMYKカラーに変換してください。
万が一、データ上に特色が含まれていた場合、弊社にて印刷する際にCMYKカラーに変換いたします。

●特色のCMYKカラー変換方法

スウォッチ内に登録されたカラーの右下に白い三角と黒い点が付いたものが特色です。右上のメニューボタンから「未使用項目を選択」を選択します。

選択されたものをゴミ箱アイコンをクリックして削除します。残ったものがデータ上で使用されている特色です。

特色を選択してメニューボタンから「スウォッチオプション」を選択し、「スウォッチオプション」ダイアログを設定します。

カラータイプ プロセスカラー
グローバル オフ(チェックをはずす)
カラーモード CMYK
OKをクリック

CMYKカラーに変換されると特色についていた右下の白い三角と黒い点がなくなります。

パターンと透明効果を使用した場合

パターンと透明効果(ドロップシャドウや不透明度100%未満の設定など)が重なった場合、パターンの境目に罫線が出てしまったり、絵柄が壊れてしまうことがあります。
データ作成の都合上、使用しなければならない場合は下記の方法でパターンの分割・拡張を行ってください。この処理を行うことで、データに生じる不具合を回避できる場合があります。

●パターンの分割・拡張方法

パターンが使用されている塗りのオブジェクトを選択し、メニューから「オブジェクト」→「分割・拡張」を選択します。

「分割・拡張」ダイアログで「塗り」と「線」にチェックを入れ「OK」をクリックするとパターンが分割・拡張されます。


IllustratorCS EPS保存時に「EPSオプション」→「透明」→「設定」より「カスタム」を選び、「すべてのテキストをアウトラインに変換」と「すべてのパスをアウトラインに変換」にチェックを入れる
Illustrator10 EPS保存前に「書類設定」→「すべてのテキストをアウトラインに変換」と「すべての線をアウトラインに変換」にチェックを入れる

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