印刷方法について

印刷方法について

当サイトの印刷商品はオフセット印刷とオンデマンド印刷の2種の印刷方式でほぼすべての商品を生産しております。
よみプリの用紙への印刷の場合、3000部以下の商品につきましては、オフセット印刷機、またはオンデマンド印刷機で印刷いたします。印刷方法は弊社にて決めさせていただくため、お客様にご指定いただくことはできません。あらかじめご了承ください。

●オフセット印刷とは

 オフセット印刷とは現在の印刷方式の主流として用いられる平版(へいはん)印刷のひとつです。インキが水の付いている部分には付着しにくい性質を利用した印刷です。平らな版の表面に、水の付きやすい部分と、水をはじく部分をつくり、版を湿らせた後にインキをつけると水の付いていないところにだけインキが残ります。その状態で紙に押し当て、インキを紙に定着させます。
 現在世界中で印刷されている、冊子やチラシなど多くの印刷物はこの方式で刷られたものです。特徴は、高精細に印刷できるところや、大部数でも早く正確に印刷可能なところなどです。
 ただし、版を作製したり、A1程度やA2程度の大きな用紙に印刷することから、少部数ではコストが掛かりすぎるというコスト面での課題もあります。

オフセット印刷機の種類(枚葉印刷機と輪転機)
 オフセット印刷機には、紙1枚ずつに印刷をしていく枚葉機、巻取り紙に連続的に印刷する輪転機などがあります。
枚葉機は1枚ずつの紙に印刷するため、紙の選択に自由度が大きく、小ロットの印刷にも対応しています。両面を一度に刷れる用紙反転装置が組み込まれたものや、色数・用紙サイズ・乾燥方式やインクの種類などによってさまざまな枚葉機を採用しており、商品それぞれに最適な印刷機にて印刷を行っております。
 輪転機は機上でインキ乾燥、用紙の折りと断裁ができるため、生産性が高く大ロットの印刷(大部数のチラシや雑誌・書籍の印刷など)に向いています。
 

●オンデマンド印刷とは

 オンデマンド印刷とは、名前の通り「欲しい分だけ欲しいときに」を叶えるレーザープリンタによる印刷です。インキを使用するオフセット印刷と違い、トナーと呼ばれる色の付いた粉を使用します。レーザープリンターや複写機で使用される「トナー」は、プラスチック粒子に黒鉛・顔料等の色粒子を付着させたミクロサイズの粒のことです。静電気を利用して紙にトナーを付着させ、熱によって定着させることで印刷できています。
 レーザープリンターなので、用紙の無駄が少ないプリントが可能です。また版を作製する必要がなく、データからそのままプリントできるため、出来上がりが早いのも特徴です。

オフセット印刷とオンデマンド印刷の違いについて
 オンデマンドは紙の表面にトナー(粉)を熱で定着しているのにくらべ、オフセットはインキ(液体)で刷るので紙なじみが良く、細かな文字や線やグラデーション、ベタ面等がムラなく美しく再現されます。
 オンデマンド印刷では、印刷の仕上りに光沢感がでるため、上質紙の質感がご希望の場合はオンデマンド印刷は避けていただくことをお勧めいたします。

商品・ラインナップ

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